免震点検エピソード 一覧

免震点検をしていて出会ったさまざまなエピソードをご紹介します。

免震装置の養生カバーが付いたままの物件

神奈川県にある、中層の免震マンションでのエピソードです。マンションの管理会社様から、「マンション全体を、5年時の定期点検をしないといけない」ということで、当社にご依頼をいただきました。 CLB直動転がり支承に付いたままの…

一級建築士が免震点検をしていた免震病院

とある免震病院でのエピソードです。目視で点検を行う通常点検は、毎年、一級建築士にて実施されていました。竣工から5年が経過し、計測を伴う定期点検が必要だということでしたが、その一級建築士は点検器具を持っていなかったので、当…

地下の免震層がロッカールームになっていた事例

千葉県にある免震オフィスビルでのエピソードです。オフィスビルが竣工してから1年目で、通常点検(目視点検)のご依頼をいただきました。 免震層へは階段で降りるタイプで、防火扉を開いて免震層内に入ろうとしたら、守衛さんといっし…

免震層が書類倉庫になっていた事例

神奈川県にある商業施設で、免震層に書類のダンボールが山積みになっていたエピソードのご紹介です。この建物は、特定建築物に指定されていたため、定期的に免震点検を実施し、行政に報告する義務がありました。 その定期点検(計測点検…

免震建物で電線の余長不足を発見

都内の少し大きな免震マンションでのエピソードです。閑静な住宅街の一角にあるマンションで、毎年定期的に免震点検に入らせていただいていました。 いつものように、免震点検で外周部のエキスパンションジョイントを点検していたときの…

すべり支承の布製防塵カバーがかびていた

千葉県にある公共施設の免震建物でのエピソードです。千葉県では、特定建築物に該当する建物は、その設備等を2年毎に点検をして、定期報告することになっています。その公共建物では、2年に1回の点検を一級建築士の人に点検してもらっ…

竣工検査前での免震点検のすすめ

免震建物の点検は、建物が竣工した後に行うだけでなく、竣工検査時に行ったり、その前に行ったりすることもあります。竣工検査やその前に免震点検を行うことの大切さを、2種類のエピソードを通じてお伝えいたします。 たくさんのボルト…

クリアランス不足の駐輪場の屋根が地震で押し倒された

後付けされた駐輪場の屋根がクリアランス不足 熊本県にある免震マンションでのエピソードです。1年目の免震点検で、マンションの横に駐輪場の屋根が増設されていました。 マンションの横には空きスペースがありました。そして、予想よ…

10年目での初点検で免震装置がすさまじい錆に

神奈川県にある免震建物でのエピソードです。1階が商業施設で、2階以上がマンションになっていて、建物全体が免震建物になっていました。その免震マンションは、竣工から10年経過していました。ところが、その間、1回も免震点検を行…

熊本地震2カ月後の免震装置点検

2016年4月14日から1週間以内に、震度5弱から震度7の強い地震がなんと20回以上も熊本地方を襲いました。それにより、熊本城の石垣が崩れたことがニュースで何度も取り上げられました。 大きな地震があった後は、免震装置の応…

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