下げ振り装置製作・設置

下げ振り装置製作・設置

下げ振り装置とは、地面と建物がどの程度ねじれているのかを計測するための装置です。免震点検時にこのズレを計測することで、免震建物の残留変形を調べることができます。

免震装置は、経年による残留変形の比較が必要です。もし、免震建物に下げ振り装置が設置されていない場合は、早めに下げ振り装置の設置をお勧めいたします。

下げ振り装置の構造

下げ振り装置は、建物側に下げ振りを吊り下げ、地面側に目盛が書かれたプレートを設置します。下げ振りは、プレートの中心になるように調整します。下げ振りは、目立つように赤く塗装され、先がとがったオモリです。この先端が、位置のズレを示してくれます。

四角い建物であれば、四つ角と中央(計5か所)に設置することが通常です。複雑な形状の建物であれば、当社にて設置案を作成いたします。

下げ振り装置のスペック

材質下げ振り:鉄(塗装)
プレート:ステンレス
ワイヤー:ステンレス
下げ振り重量約150g
下げ振りの色
プレートの寸法10cm角
目盛5m間隔の方眼
ワイヤーの長さ現場合わせ
メンテナンス部品下げ振り、プレート、ワイヤー

お問い合わせから設置までの流れ

1.お問い合わせ
まずは、当社までお問い合わせください。
2.お見積り
免震層の断面図や平面図等をご提供ください。下げ振り装置の設置ご提案とお見積りをいたします。
3.現地調査
場合によっては、現地調査を行ってのお見積りをいたします。
4.ご契約・日程調整
お見積りの内容や工事内容にご納得いただけましたら、ご契約をいたします。そのときに取り付け日の調整を行います。
5.装置の製造
在庫がない場合は、下げ振り装置の製造を行います。製造をする場合の納期は1カ月程度です。
6.設置工事
下げ振り装置を設置いたします。当日までに、免震層入口の鍵をご用意ください。
7.作業報告書提出
ご要望があれば、貴社フォーマットで作業報告書を作成・提出いたします。お見積りの段階であらかじめお申しつけください。

よくあるご質問

下げ振り装置の材質は何ですか?

下げ振り装置は鉄製(塗装)です。プレートとワイヤーはステンレス製です。

下げ振り装置は必ず設置しなければいけませんか?

法律で明記されているわけではありませんが、免震建物の残留変形を調べるため、複数個所に設置することをお勧めしております。

下げ振りが外れてしまいました。修理してもらえますか?

修理いたします。外れた下げ振りは保管しておいてください。下げ振りが紛失してしまった場合は、新しい下げ振りをご用意いたしますので、お申しつけください。

下げ振り装置のみの販売はしていますか?

当社で取り付けまで責任を持って行っておりますので、下げ振り装置の販売のみは行っておりません。

建物が複雑な形状なので、下げ振り装置をどこに何か所設置したらいいのかわかりません。

まずは建物の平面図をお送りください。当社にて設置案を作成いたします。

免震装置の点検、補修等に関するお問い合わせやご相談、ご依頼等は、
お問い合わせフォームもしくはお電話にてご連絡ください。
お見積もりのみのご対応もいたしますので、お気軽にご相談ください。

03-3356-1107
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(9:00~18:00 土日祝:定休)

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