下げ振り装置とは、地面と建物がどの程度ねじれているのかを計測するための装置です。免震点検時にこのズレを計測することで、免震建物の残留変形を調べることができます。
免震装置は、経年による残留変形の比較が必要です。もし、免震建物に下げ振り装置が設置されていない場合は、早めに下げ振り装置の設置をお勧めいたします。
下げ振り装置は、建物側に下げ振りを吊り下げ、地面側に目盛が書かれたプレートを設置します。下げ振りは、プレートの中心になるように調整します。下げ振りは、目立つように赤く塗装され、先がとがったオモリです。この先端が、位置のズレを示してくれます。
四角い建物であれば、四つ角と中央(計5か所)に設置することが通常です。複雑な形状の建物であれば、当社にて設置案を作成いたします。
材質 | 下げ振り:鉄(塗装) プレート:ステンレス ワイヤー:ステンレス |
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下げ振り重量 | 約150g |
下げ振りの色 | 赤 |
プレートの寸法 | 10cm角 |
目盛 | 5m間隔の方眼 |
ワイヤーの長さ | 現場合わせ |
メンテナンス部品 | 下げ振り、プレート、ワイヤー |
下げ振り装置は鉄製(塗装)です。プレートとワイヤーはステンレス製です。
法律で明記されているわけではありませんが、免震建物の残留変形を調べるため、複数個所に設置することをお勧めしております。
修理いたします。外れた下げ振りは保管しておいてください。下げ振りが紛失してしまった場合は、新しい下げ振りをご用意いたしますので、お申しつけください。
当社で取り付けまで責任を持って行っておりますので、下げ振り装置の販売のみは行っておりません。
まずは建物の平面図をお送りください。当社にて設置案を作成いたします。
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