トンネル点検での浮きの叩き落しとは、コンクリートが浮いていたり、剥離していたりしている部分をハンマーで叩き落とす、応急対策の一種です。
トンネル内で浮きや剥離を発見したら、そこにチョークでマーキングをし、写真撮影します。そのまま浮きを放置してしまうと第三者被害につながるので、その部分をハンマーで叩き落とし、その結果をチョーキング・写真撮影してご報告いたします。
浮きや剥離で落ちてきそうな部分は、基本的にすべて叩き落し、第三者被害を予防します。
浮きや剥離の部分で漏水をしていた場合、その部分を叩き落し、そのことをご報告しつつ、漏水箇所としてもご報告いたします。
高い位置の叩き落しは、トンネル点検車などを用いて行います。
基本として、叩き落し漏れがないように注意いたします。
叩き落しの際は、二人で作業し、道路に落下物が落ちないように、もう一人が手箕(テミ)で落下物を受けます。その際にも、下側に通行人や通行車両がないことを確認いたします。
叩き落した後でも、その面にはコンクリートの小石が残っていることがあります。それらが後に落下しないように、応急処置としてコンクリート用の接着剤をスプレーで塗布します。
叩き落しでは、粉塵が発生するため、防塵眼鏡をつけて行います。また、ハンバーを下に落としてはいけませんので、ハンマーは落下防止装置でベルトに固定して作業を行います。
ハンマーだけで叩き落せない大きな浮きや剥離に関しては、ハンマードリルやサンダーを用いて除去します。
撤去できないような大きな浮きや剥離に関しては、ご要望によりトウメッシュを設置いたします。
工程内で一連の作業が終わるのであれば、お見積り金額内で対応可能です。工程が伸びるようであれば、点検作業の追加をご相談させていただきます。
もちろん行っております。
可能な限りご用意いたします。
可能です。点検をご依頼いただく際にご相談ください。
北海道・東北から九州・沖縄まで、日本国内であれば全国のトンネル点検に対応しています。
もちろん対応させていただいます。
当社にて行います。
承っております。お気軽にご依頼ください。
叩き落しでは、同時に目視点検や打音検査、チョーキング、野帳記録などを行います。点検後には変状展開図と点検台帳の作成を行います。
高所の変状に対しては、トンネル点検車などを用いて撮影します。トンネル点検車の手配は当社でも対応いたします。
叩き落しが困難な場所には、トウメッシュ設置も行っています。常にトウメッシュを現場に持って伺っていますので、必要に応じてご提案いたします。
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