トンネル点検車は、高所作業車の一種で旋回装置が付いたものです。伸縮性のブームの先に屈伸アームがあり、そこに人が乗り込むバケットが付いています。
トンネル点検車の運転は、トラックの運転と同じで、ほとんどのトンネル点検車はマニュアル車の中型免許で運転可能です。オートマ車タイプのトンネル点検車も増えてきています。点検作業での操作は、高所作業車の操作資格が必要です。
人員は3人で行うことが基本で、次のことを分担して行います。
バケットには2人が乗り込み、そのうちの1人がバケット操作を行い、もう1人が安全確認を行います。点検作業はその2人で行います。
トンネル点検車は徐行で移動しながら点検を行うので、運転席にも1人います。運転操作は、バケットに乗車している点検作業者が運転手に移動・停止の指示を出して行われます。
トンネル点検の内容については、野帳記録のページをご覧ください。
点検前の準備として、トンネル点検車の動作確認や安全確認を行います。また、叩き落しをしたものがバケットから落下しないように、バケットにネットを張ります。
アウトリガーを設置するときは、トンネル点検車の水平と足元の強度確認しながら行います。アウトリガーの設置後は、複数人で安全確認をします。
トンネル点検車のバケット操作をするとき、構造物や電線などの接触に注意します。2人1組で、1人が安全確認を行いながら、もう1人がバケット操作を行います。
徐行運転しながらの点検の際は、照明等の付属物にバケットが接触しないように、点検作業者と運転手の連携を入念に行います。
また、トンネル点検車を用いての作業を含め、KY活動による安全等の作業改善を行っています。
トンネル点検車の運転・操作では、点検作業者と運転者との連携が大切です。運転者は、毎回同じ人でない場合があるので、作業前に合図の確認をします。
トンネル点検車の横を、一般車両が通過したりすると、合図の音が聞こえにくかったり、聞き落としたりすることがあります。そのようなあいまいな状態での運転は危険です。運転者は、判断に迷ったらトンネル点検車を一旦停止し、点検作業者と確認を行います。
徐行運転のスピードは、点検作業の速度と安全性との兼ね合いになります。スピードの判断は点検作業者が行い、運転者に指示します。
お客様にてご手配されることが多いですが、当社でも可能です。
ご要望があればそのようにいたします。返却も当社にて行います。
中型免許や高所作業者運転技能講習(10m以上)の資格を取得したものが対応いたします。
もちろん、そのようにいたします。
トンネルの高さが高い場合には持参しています。その場合は、フルハーネス特別教育を受けた者を派遣いたします。
北海道・東北から九州・沖縄まで、日本国内であれば全国のトンネル点検に対応しています。
もちろん対応させていただいます。
当社にて行います。
承っております。お気軽にご依頼ください。
トンネル点検では、同時に目視点検や打音検査、チョーキング、写真撮影などを行います。点検後には変状展開図と点検台帳の作成を行います。
浮き・剥離で叩き落しも行っており、それらが困難な場所には、トウメッシュ設置も行っています。常にトウメッシュを現場に持って伺っていますので、必要に応じてご提案いたします。
免震装置の点検、補修等に関するお問い合わせやご相談、ご依頼等は、
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お見積もりのみのご対応もいたしますので、お気軽にご相談ください。
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