トンネル点検台帳とは、トンネル点検で発見された変状情報を国交省や地方自治体が指定する様式で記録した資料のことです。トンネル点検台帳は、トンネルの維持管理と補修検討に用いられます。
維持管理では、トンネルの状態の良し悪しを把握し、第三者被害が起こらないように分析することです。もし、悪い部分があれば、それを報告し、補修の検討を行います。
トンネル点検台帳は、トンネルを点検した情報を踏まえて、健全度評価を行った資料です。変状箇所の写真や変状の状態が記載されています。
トンネル点検台帳作成では、トンネル点検を行った結果を基に、以下の資料を作成します。
変状リストには、変状の状態や大きさ、その判定などが記載されます。
変状展開図はCADで、それ以外はExcelなどのオフィス系ソフトという具合に、複数のソフトを用いて作られます。それらのデータに整合性が取れていることが大切です。
トンネルは同じ形状のものが連続したものなので、写真を見てもどこの場所なのか判断が難しい場合もあります。トンネル点検台帳作成時には、別の場所に記載するミスを防ぐ工夫をしています。
CADソフトには、AutoCADが用いられることが多いです。当社では最新バージョンのAutoCADを用いていますが、お客様によっては古いバージョンを求められることがあります。トンネル点検台帳はデジタルデータで納品しますが、そのときにご指定のバージョンで保存するようにしています。
変状展開図作成の時点で、写真帳の写真番号と変状展開図の番号をリンクさせて記載ミスがないようにし、変状の邪魔にならないように見やすさを意識して作成します。
トンネル点検台帳は、国交省や地方自治体のどちらかの様式に合わせて作成されます。それらの様式を、過年度のトンネル点検台帳に合わせて作成したり、新規で作成する場合は確認したりします。
お客様等がCADデータを使用するのに、CADソフトやバージョンが異なると使用できない場合もあります。変状展開図作成のご契約前に、ソフトの種類やバージョンを確認します。当社では、基本的にAutoCADを用いています。
対応可能です。
トンネルの規模にもよりますので、お急ぎの場合はご相談ください。
高速道路、一般道、水路、鉄道・地下鉄、共同溝など、幅広く対応しています。ご相談ください。
AutoCAD(最新版)を用いています。JWなどのその他のCADをご要望の場合は、ご相談ください。
人員が確保できれば対応できます。まずはご相談ください。
ZoomかMicrosoft Teamsに対応しています。その他のオンラインツールをご要望の方は、ご相談ください。
承っております。お気軽にご依頼ください。
もちろん対応可能です。全国のトンネル点検に対応していますので、ご相談ください。
トンネル点検では、目視点検や打音検査、チョーキング、写真撮影などを行います。点検後には変状展開図と点検台帳の作成を行います。
高所の変状に対しては、高所作業車などを用いて撮影します。高所作業車の手配は当社でも対応いたします。
浮き・剥離で叩き落しも行っており、それらが困難な場所には、トウメッシュ設置も行っています。常にトウメッシュを現場に持って伺っていますので、必要に応じてご提案いたします。
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お見積もりのみのご対応もいたしますので、お気軽にご相談ください。
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