更新工事後点検

更新工事後点検とは

免震機能にかかわる工事が行われたときに実施する免震点検のことを、更新工事後点検といいます。

配管や可撓継手は、10年~20年で交換することが推奨されています。もともと更新工事後点検は、建物の経年劣化で更新工事が必要となることを予測し、点検についての基準を追加しました。

ところが、免震ゴムやオイルダンパーの問題があり、それらの装置の交換時の点検を行うことも必要となりました。免震装置の交換では、竣工時検査に準じて行われます。

交換した部材によって、更新工事後点検の内容が異なる。また、設計事務所によって更新後点検の実施方法が異なります。更新後点検の方法や手順は、設計事務所のご担当者様と協議の上で作成いたします。

免震装置の更新工事

免震装置の交換を行うとき、または行った後に点検を行います。

直近に定期的に点検を行っているところは、そのデータを交換前のデータとするため、更新工事後のみ点検を行い、以前の計測点検結果と比較して、異常がないかを調べることがあります。

配線や配管の更新工事

配線や配管の更新工事には、それらの交換の他に、新設もあります。建物入口の階段付近にスロープを新設する例もあります。

それらの交換や新設された箇所を点検することはもちろんのこと、それらが周辺の免震機能に影響を及ぼす場合には、そこも点検いたします。

可撓継手の更新工事は、1本のみ交換ということはなく、全数を交換するので、施工後に交換したところ全箇所のクリアランスが取れているかを点検します。

配線や配管の更新工事は、設計会社に連絡をして、免震機能が維持できるように、工事を行う必要があります。

よくあるご質問

更新工事後点検は必ずいりますか?

部分的な更新工事では、工事後に工事を行った業者さんが点検をすればよいと考えます。そして、次回の免震点検時に工事を行った旨を、点検スタッフにお伝えください。

大規模な更新工事であれば、今後の計測点検での基準を決めるためにも、更新工事後点検は推奨します。

更新工事後点検はいつ行えばよいですか?

免震装置の交換であれば、工事前と免震層内の機材が撤収された直後が望ましいです。配線や配管であれば、工事後の計測点検を行います。

竣工検査のときだけ免震点検をスポット対応してもらえますか?

1回のみの点検でも対応いたします。

免震点検の営業エリアは?

日本全国に対応しております。

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お見積もりのみのご対応もいたしますので、お気軽にご相談ください。

03-3356-1107
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