制振装置点検

高層ビルや高層マンションでは上層階ほど地震による揺れが大きくなります。制振装置は、躯体にダンパーを組み込むことで地震による上層階の揺れを軽減してくれる装置です。

当社が行っている制振装置の点検では、制振ダンパーと制振壁の点検が主な内容です。制振装置がエレベータピット内や点検口がある場合には、点検可能です。また、制振装置が壁の中に埋まっている場合には、露出している部分は点検が可能です。

制振装置の点検

制振装置の点検は装置の種類によって異なります。

制振ダンパー

  • オイル漏れ
  • 本体やボルトの腐食
  • 損傷
  • 異物の付着
  • 油量監視棒の長さ(油量の点検)
  • 表面温度

制振壁

  • ボルトの緩み(マーキングの確認)、錆、損傷
  • 本体の錆、損傷、異物の付着

ご契約の流れ

お問い合わせ
まずはお電話もしくはお問い合わせフォームよりご連絡ください。お客様のご事情を伺います。
お見積り
現場の場所と制振装置の詳細がわかる図面、前回の点検報告書等をご提出ください。場合によっては、現地に伺ってのお見積もりとなります。
ご発注
日程調整を行い、お見積りの内容にご納得いただけましたらご発注ください。点検口の鍵のご準備と、建物のご利用者様への点検日時のお知らせを事前にお願いします。
点検実施
点検初日に現地に伺います。
報告書作成
お客様の納期に合わせて報告書を作成し提出いたします。報告書のフォーマットが決まっている場合は、事前にご提供ください。

よくあるご質問

制振装置の点検は必要ですか?

基本的に制振装置はメンテナンスフリーとされています。施工がきちんと行われていたら、点検の必要はありません。しかし、小さな地震であったとしても動くものは劣化していきます。また、制振ダンパーには油が封入されているので、その油量の点検は必要です。

定期的な点検をおすすめしております。

壁に埋まっている制振装置は点検できますか?

壁に埋まっているものは基本的に点検できません。壁から露出している部分を点検しております。

制振ダンパーから油が漏れていたらどのように対応したらいいですか?

油の漏れ度合によっては、経過観測で良い場合があります。制振ダンパーのメーカーにお問い合わせください。

マテリアルリサーチに制振点検を依頼するメリットは?

マテリアルリサーチは建物点検の専門業者として、第三者機関として正確に点検実施と報告を行います。

担当者ごあいさつ

制振装置点検営業担当
制振装置点検営業担当 荒川

制振ダンパーは、目視で油が漏れているかどうかや発錆がないかどうかの確認だけではありません。免震ダンパーのシリンダーの中に油が封入されています。この油は経年で少なくなってくるため、油量の定期的な点検が大切です。そのときに、油の温度確認が大切です。油は温度で収縮や膨張をしますので、温度補正をかけて油量の変化を確認します。そのときに、前回の計測と比べて油量の急激な変化や、油量減少しすぎていないかを確認します。

このように制振装置の点検は、点検者のスキルが求められることが少なくありませんので、当社のような専門業者に依頼することをおすすめしております

建物点検専門のマテリアルリサーチに、制振装置点検をお任せください。


免震装置の点検、補修等に関するお問い合わせやご相談、ご依頼等は、
お問い合わせフォームもしくはお電話にてご連絡ください。
お見積もりのみのご対応もいたしますので、お気軽にご相談ください。

03-3356-1107
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(9:00~18:00 土日祝:定休)

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